津久井やまゆり園ってどんな施設?業務実態や労働環境など・・・。

今朝、とても凄惨な事件の起こってしまった津久井やまゆり園ですが、
犯人は元従業員だったということで、
今現在は怨恨が動機として濃厚となっています。
正確な情報は発表を待つしかありませんが、
これだけの凄惨な事件のキッカケとなったと思われる、
津久井やまゆり園とは一体どんな施設だったのでしょうか?
津久井やまゆり園の公式HPは現在閲覧出来無い状態となっておりますので、
最近までのHPの履歴から、
業務実態や労働環境などを考察してみようと思います。
津久井やまゆり園のHPから見える業務実態や労働環境など
1番最近のもので4月1日時点のものとなりますが、そこから迫ってみたいと思います。
津久井やまゆり園は、社会福祉法人かながわ共同会が運営する、
定員150人と、かなり大規模な要介護者や障害者の支援施設で、
県が運営していることもあり、
これだけ凄惨な事件のキッカケとなってしまうような、
労働環境とはどうしても考えにくい。
施設の活動は多岐にわたっており、
故に多忙さを想像も出来るものの、
常時一般のボランティアを募っており、
従業員の過度な負担軽減はもちろん、
外部にオープンな環境もあって、
業務実態としてネガティブにはどうも考えにくい。
例えばボランティアの方々に対しても保険加入と、しっかりした労働環境としか思えない。
また、施設利用者でなくとも、本人・家族ともに支援を行っており、
業務実態としては全く不安な点は見つからない。
その他に年間行事での取り組みからも、明るい職場といった印象しか受けない。
では、事業の取り組みとしては健全で、ボランティアの方にも開けた環境で、
正規の従業員に対してだけ、劣悪な労働環境であった、
そんなことが一体あるだろうか?
以下は、かながわ共同会のものであるが、職員の行動指針となっている。
やはり、ここからも劣悪な労働環境という実態は見えてこない。
現時点では、津久井やまゆり園の労働環境面での問題は全く持って想像できない。
真実は公式の発表を待つこととして、
今回の事件を受けて、
施設のセキュリティが課題として挙げられることと思いますが、
この折角の、地域一帯となった開けた支援体制が無くなってしまうのだと実に悲しいことだと思います。
残された方々のケアもあり当面は、セキュリティに慎重にならざるを得ないと思いますが、
また地域に根ざした開けた支援施設と、みなさまの笑顔が1日も早く戻ることを心より祈っております。
画像出典元:http://www.kyoudoukai.jp/tsukui/
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