三浦九段が使った将棋ソフトは何?アプリのカンニングで勝てるの?

事実はまだ分かっていないものの、三浦弘行9段が将棋の対局中に、度々不自然に席を立ち、
休憩を装ってスマホで将棋アプリを使い次の手を模索してたと、
要するにカンニングしてたんじゃないかという疑惑が持ち上がっている。
これを受けて、その後の対局では異例とも言える手荷物検査の実施や、
スマートフォンの携帯が禁止されるなどの措置がとられている。
不正があったかどうかはひとまず置いておいて、
気になるのはスマホのアプリで実際の対局に勝てるんだろうか?
ということもそうだし、何より
三浦九段が使用してた(としたら)何ていう将棋ソフトを使っていたんだろう?
ってトコじゃないでしょうか?
ん、僕だけなのか^^;
まぁとにかく気になったんでそのあたりを調べてみました!
そもそも将棋アプリをどう活用したんだろうか?
まず不思議なのがアプリをどう使ったのかですよね。
PCであれば何でもできそうな気もしますが、実際にAIの進化でPCが人間に勝ってしまう時代なんで。
で、それが出来そうなのって言うと、「技巧」というクソ強いやつがあるみたいですが、
羽生渡辺の2008年竜王戦第一局で有名な、羽生さんの△6四角打
渡辺さんが「ここで指す手がなかった」とぼやき、羽生さんの大局観すげえとなった将棋だが、実は4五銀とかいう衝撃の手があったようで pic.twitter.com/9rK5NbamCS— ぬー (@bluestream58) 2016年6月2日
これPC用のソフトなもんで、スマホでは使えんのですよ。
と言っても、遠隔でPCで演算してる人と連絡を取り合っていた、
ということではなく、あくまでスマホアプリだって言うんだから、
スマホアプリを調べてみた所、その使い方をできそうなアプリって無いんですよね。
で、思いつくのは、
めっちゃ強い将棋ゲームのアプリを入れて、休憩を装った先では、相手と同じ手をさす。
→それに対してAIが取った手をカンニング。
ということでしょうか。
そんな強い将棋のAIってスマホにあるのか?
というわけで、スマホ用の将棋アプリを調べてみた
とにかく条件はAIがクソ強そうなやつ!
で、候補に上がってきたのがこの辺のアプリ。
「AI対戦将棋」
まず一つ目は「AI対戦将棋」これ何が凄いって、その謳い文句。
最高難度はプロレベル? 初心者はお断りのハイレベル将棋対戦アプリ
出典:app-liv.jp
難易度は三段階しか無いものの、最低の設定でおよそアマ初段のレベルとか。
次のもかなりコンピューターは強そう!
「金沢将棋レベル100」
出典:app-liv.jp
レベルが100段階っすよ!
最高レベルは恐ろしい強さのはず、と思いつつも2番めに挙げたのはこのレビュー。
自分は、100レベル中のどこが壁になるかで、自分のレベルを把握する目印にしています。 とはいえ100レベルクリアするにも結構な時間を要しますし、
引用元:app-liv.jp
なんかこれ読む限りでは、流石にプロの9段ともなればクリアできるようなレベルっぽいですよね。
と思いきや、レベル100を超えると有料にはなるけども、更にレベル200までが追加されるとか。
でもやっぱり2番手なのはというと、
これクリアしていかないと相手のレベル上げれないっぽいので、
って事は、自分が勝てる限界まで進んでいって、
どうしても勝てないレベルの打ち筋しかカンニング出来ない。
ん~それでも自分が打つよりは強いんだろうけど、
そのくらいだったら自分で打つんじゃないかな~と思うトコ。
1手1手全部カンニングするならアレですが、たまにの休憩でとなると自分で打つ方が早い病出ないかな~と思うトコ。
世界最強bot搭載のスマホ将棋アプリもあった!
ちなみに惜しいなと思ったのが、「将棋ウォーズ」
「将棋ウォーズ」
これ何が凄いかって、登場するコンピューターbotや棋神というお助け機能が、
じつは中身はPonanzaだそうです!
Ponanzaと言うのは世界最強との呼び声も高い将棋ソフトで、現在プロ棋士との対局では連勝記録を5勝に伸ばし現在も更新中。
直近の対極では山崎八段を相手に、1局目は85手、2局目は118手で勝利しているという恐ろしい将棋AI。
なんだけど、このアプリだと相手を自由に選んでの対局は出来ないみたいなんで、
実際の対局中に使うのはちょっと無理じゃないかなとも思います。
あとがき
とまあ、こんなことを調べてみたんですが、実際のトコ自分が将棋強くないもんで、
どのアプリだったら1番カンニング出来そうかって検証はできないんですよね^^;
で、最終的に思ったのは、
PCならまだしもスマホのアプリでカンニングってちょっと無理じゃないかな~と思うんですよね。
この辺は今後の戦績みたら明らかになるはず。
もし濡れ衣だったらとんだトバッチリですよねこれ。
今後は、不正防止では無く、こういった疑惑が浮上しないために、
対局者を取り締まるんじゃなくて変な疑惑の目から守るために、
スマホ禁止とか徹底した方がいいですよね~。