田中直紀の届け出ていない文書の内容は?法定外頒布以外に収賄等も?

7月に参院選比例選で落選していた田中直紀氏の陣営が、
事前に届け出ていない文書を配っていたとされ公職選挙法違反の疑いで書類送検されている。
現在、疑いでということだからだと思うけど、
その文書の細かな内容は明らかになっていない。
投票を呼びかける内容だったとして報じられているけども、
これは内容によっては単に法定外文書頒布だけでなく、他の容疑も浮上してくるんじゃないかと思う。
というわけで、
田中直紀氏の配った届け出ていない文章の内容って何だったのか?
というのが気になって調べてみたら、他の容疑の可能性も出てきたので、
その辺を書いておきます。
田中直紀氏の現在の疑い
今のところドコを見ても法定外文書頒布容疑となっている。
分かっているのは、田中氏に投票することを促す内容だったということ。
なに田中直紀書類送検ってw pic.twitter.com/xwWD5pvK1Q
— えすえす (@ss_niigata) 2016年9月14日
で、ソレを郵送で送ったということ。
知らなかったという言い逃れは通用しないのは明らかで、
そうなるとこの文書の内容も単に政策アピールというものでは内容に思えてしまう。
と言うのも、
送ったのは2万通とされているが、
リスクを犯して2万通でどうにかしようとしたわけですよね。
得票数を上から見ていくと、
(まぁ見なくても予想は付くけど)
仮に2万通で受け取った人がすべて思い通りに動いてくれたとして、
入選に持って行こうとするなら、ちょっとした文書を2万通送ったところで、
そう大きな影響は無さそうなのは明らか。
受け取った人が何らかのアクションを取って、投票の呼びかけが拡散してくれないと全く持って意味が無い。
そうなると金銭的なメリットを匂わす文面だったと考えるのが普通ですよね。
となると今後の捜査で、法定外文書頒布の他に収賄容疑もプラスされるんじゃないのか?
なんて思ってしまいます。
まぁ、この辺は捜査の結果待たなきゃ分からんですが、
もしかしたら先に文書の内容が何処かから流出するかもですよね。
今のところ、探しても見つからなかったんで、誰もが思うようなことをただ書いただけになっちゃいましたが^^;
郵送については他の選挙法違反の可能性も
あとコッチが気になったところ。
正式に届け出をした文書であれば、公職選挙法第142条第1項の規定に基づき15万枚までは無料となっている。
ただその場合送れるのは、公選ハガキ(選挙運動用通常葉書)というものだそうで、
これの2万通分でも結構な額になりそうだし、そもそも
これでわざわざリスクを犯してまで投票を促したとは考えにくいですよね。
葉書では無く文書と書かれてますし。
そうなると2万通の郵送代総額は結構な額だと思うし、
コレを経費として計上してたら(あ、コレは申告前だからセーフなのか?)
この辺の経費的な部分もあるし、
それよりも、
法定枚数以上の配布という点でも選挙法に違反するんじゃないかというのが思うところ。
先ほどの公選ハガキは規定枚数内であれば無料ということは、
MAXまで使うのが普通だと思うんで、今回法定外文書頒布となった文書については、
この枚数制限に違反する可能性もあると思う。
さらに、選挙用である旨の表示をすることが政令で定められていることから、
この辺もちょっと怪しいなと思うところ。
そんな訳で、今回の田中直紀氏の書類送検(法定外文書の頒布)に関しては他にも
- 収賄の旨の文書で無かったか?
- 郵送代どう計上した?
- 郵送枚数オーバーしてないか?
- 選挙用の表示して郵送してた?
というのが追加で調べられるんじゃないかな~と思います。