入管法改正案とは何?閣議決定された出入管理法改正案を詳しく解説!

この度、何やら新しい法案が提出されたようです。
外国人労働者の受け入れを拡大する出入国管理法改正案が国会に提出されたことを受け、野党各党は2日、「(中身は)がらんどうの無責任な法案」(長妻昭立憲民主党代表代行)などと一斉に批判した。
引用元:Yahoo!ニュース
何やら「無責任な法案」と批判を受けているようですが、
一体どんな法案なんでしょう。
ということで今回は、
入管法改正案について調査しました!
入管法とは
改正案の前に、入管法について調べてみます。
「改正案」っていうぐらいなんですから、実際にはもうあるはずですよね?
正式名称と内容
本当の名称は、「出入国管理及び難民認定」というそうで、
- 日本への出入国
- 日本に在留する外国人の資格
- 難民
についての法案だそうです。
もう「その名の通り!」って感じですね(笑)
外国人、というより、我々日本人もそうですが、
どんな用事であれ、他国へ入国、出国する場合は検問を通ります。
それで、なにか危険物を持ち込んだり、身分を偽って入国しようとしたり、
すると、検問に引っかかってに「帰れ!」って言われて
強制送還されたりします。
それから、正しく入国できたとしても、
好き勝手ずーっとその国入れるわけではなく、
在留期間というものが設けられます。
あれです。よく聞くビザです。
バイト先とかで外人さんがいたりすると、
たまに、「あ、〇〇人の■■くん?ビザ切れそうだから一旦帰国したよ?」
なんて、店長とかから言われたことありませんか?
ビザの内容にもよるんですが、
その国の人と結婚とかしてない限り、長く在留はできないんですよ。
なので、期限がすぎる前に一旦帰ったりしなければなりません。
…といった感じに、入管法というのは、
こういった国への入国や帰国、
その逆の出国や外国人の在留に関する制度や手続きについて
定められた法令です。
今回の改正案とは?
今回は「改正案」なので、元々あった入管法に変更が加えられるということです。
その内容というのが、
いままでは専門的な人材に限って海外の労働者を受け入れていたが、
単純労働分野への就労も可能とする在留資格を新設する
といういうものです。
まぁ、簡単にいいますと、
専門的な分野は「技術ビザ(滞在期間長い)」でOKだったけど、
普通の労働(おそらく、バイトとか店舗の店員とか)でも長くいるビザ作ろう
ってことだと思います。
これに対して、野党は思い切り批判をしているそうです。
まぁ、これで労働者は物理的には増えはするんですが、
日本ってサービスのクオリティすごい高いので、
それと同じことが海外の人にできるかといわれると、ちょっと微妙なきがしますね。
まとめ
今回のことをまとめると、こんな感じ。
- 入管法は日本への入国や帰国、日本からの出国を取り締まる法
- 改正案は海外の労働者の上限を設けること
都内とかではもう当たり前ですが、
地方の方でも海外の人が労働者として見かけることが増えるかもしれませんね。