象のはな子の死因は病気や老衰?ゾウに多い意外な死亡原因とは

2016年5月に亡くなった象のはな子のお別れ会が、武蔵野市の井の頭自然文化園で行われました。最高齢のゾウで69歳ということで、老衰だったのかな?とか、1頭だけの生活によるストレスだったのかな?とも思ったんですが、ゾウに多い死亡原因を調べてみたら、ゾウ独特の意外な死亡理由が分かってきました。

2016年5月に亡くなった象のはな子のお別れ会が、

武蔵野市の井の頭自然文化園で行われました。

 

最高齢のゾウで69歳ということで、老衰だったのかな?

とか、1頭だけの生活によるストレスだったのかな?

※ストレスで歯が4本中3本は抜けてしまっていたとか。

 

とも思ったんですが、

ゾウに多い死亡原因を調べてみたら、

ゾウ独特の意外な死亡理由が分かってきました。


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はな子が無くなるまでのいきさつ

亡くなる直前には明らかに体調の変化があったようです。

最近では体調がすぐれず、2016年5月26日、倒れているのが見つかり、その日の午後、死んだ。

引用元:headlines.yahoo.co.jp

 

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結局のところ、当時の報道では直接的な死因などには触れられていなかったので、

野生のゾウで死亡の原因になりやすいものを調べてみると、

意外なことに「足の裏の怪我」ということが分かりました。

 

なぜ足の裏の怪我で死亡する?

コレは何も、足に重要な器官があるというわけではなく、

足の怪我、特にゾウの場合体重が重い分足の裏を怪我しやすいとか。

※とは言え相当頑丈にできていますが。

 

足の裏でなくとも、足自体に怪我をしてしまうと、ゾウにとっては致命的な自体になってしまうようです。

 

というのも、自重が重たいあまり、

立ち上がれなくなると血液の循環不全を起こしてしまい、

それ故に循環器障害を起こし死に至ると言うもの。

 

その他にも、横たわっている状態が長く続くと、

その自重で肺を圧迫してしまい、循環器不全よりさきに呼吸不全を起こすこともあるそうです。

 

野生のゾウの場合には、

オス同士の喧嘩や、群れで逃げる際の圧迫死などが多いそうですが、

動物園の場合そういった原因は無いので、

どうしても呼吸や循環器の不全が死因となってしまうことが多いそうです。



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過去のゾウ死亡例

記憶に新しいのは、愛媛県とべ動物園の「アフ」です。

発見時には既に起立不能となっていて、そのための循環不全で亡くなっています。

その後の調べでは、何かしらの原因で足を脱臼していて、それにより起立不能だったことが分かっています。

 

押す特有の生理周期で暴れる傾向にあったために、

夜中のうちに足を滑らせたと見られています。

高齢のはな子とは違い29歳くらいだったと見られています。

 

はな子の場合は?

調べてみたら、既に調査は終わっていたようで、やはり呼吸不全だったようです。

見方によっては老衰とも取れますが、

加齢によって身体能力が低下し立ち上がれなくなっていた、

そのため13時間以上横たわっていたための呼吸不全だったようです。

人工的に圧迫は防げたとはいえ、

通常ならゾウ自体はそういった行動は取れないので、

結局のところは老衰と考えて良いのかなとも思います。

 

そんなわけで、もしゾウが寝転んでいたら、

まぁ真っ先に飼育員さんが気づくはずですが、

足を怪我しているのかもと心配してあげるべきなのかもですね。

 

 

※子共のゾウは横になることもあるそうです。

大人の場合足を曲げて寝ることもあるそうですが、

モロに横たわるということは無いそうですので。



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