十二指腸ガンのステージ別生存率や症状!末期は治療で完治するの?

梅宮辰夫さんが十二指腸ガンであると発表され、
どうやらその容体がかなり深刻なのでは?と心配になり
十二指腸ガンについて調べてみました。
調べれば調べるほど梅宮さんのガンの進行具合が深刻なのでは・・・
と思ってしまうのだけど、
過去に末期ガンを克服してる梅宮さんだし、という思いもある。
実は十二指腸ガンは稀な病気のようであまり例は多くないそうです。
そんな
十二指腸ガンのステージ別生存率や症状など
を調べてみました。
十二指腸について
まず十二指腸ってどこ?と思ったもんで調べてみるとこの部位。
出典:eonet.jp
胃と小腸をつなぐ部分で、取り込んだ食べ物が滞留する時間が短いため、
十二指腸ガンは消化器官の中でももっともガンになりにくい部位で、
その発生率は0.06%~2.9%と極めて低いそうです。
十二指腸ガンのステージと生存率
十二指腸ガンは早期発見が出来ればその治療はそれほど難しくないようで、
外科手術で切除出来れば完治の確率がとても高いようです。
ステージ1・2
乳頭部ガンの場合(ステージ1)
初期の段階で発生しやすいのが乳頭部。
この場合には自覚症状が出やすく、腫瘍を取り除けば予後は良好ということで、
内視鏡で発見時に同時に切除して根治ということも多いようです。
切除のみで治療できる場合の5年生存率は50~70%、
中でも、早期治療での5年生存率は90%以上と言われています。
なお、十二指腸ガンの自覚症状には次のようなものが挙げられます。
- 腹痛
- 吐き気
- 貧血
- 体重減少
- 下痢
乳頭部癌でない場合
この場合自覚症状はほとんど現れないようで、進行がんになって上記の症状が出始める。
そのため乳頭部癌出ない場合、自覚症状から発覚した状態がおよそステージ2。
この時点で十二指腸全体にガンが進行している事は少ないようで、
手術で切除出来るようであれば、おおむね5年生存率は50~70%ということになるのかと思います。
※発症率が極めて低いので、あまりはっきりしたステージ分けなどが決まっていないようなので、様々な情報からまとめています。
ステージ3
更に進行が進んでいくと胆汁出口を塞ぎ黄疸が出始める。
この段階がステージ3ということになると思います。
この場合リンパ節への転移が見られる場合が多いものの、この段階ではまだ外科手術での対応が可能なことが多いそうです。
梅宮さんの場合、明らかに黄疸が出ていたために検査したということですので、
このステージ2~3の段階だったのではないかと思います。
他の部位への転移はこの時点ではほとんど無いようで、
腫瘍の切除さえ出来れば同じく5年後生存率は50~70%と考えて良いのかと思います。
梅宮さんのニュースで医師のインタビューでも50~70%と言っていました。
梅宮さんの場合、十二指腸と胆嚢を全摘されていますので、他への転移が無ければ完治ということになるのかと思います。
ステージ4
更に進行が進み十二指腸以外の部位に転移がを起こした状態がステージ4とされ、
いわゆる末期がんということになります。
この場合には抗がん剤治療が中心となり、
外科手術での根治が難しいために5年生存率が20%ほどまでになってしまうそうです。
他のがんに比べ進行も緩やかで、根治のしやすい十二指腸ガンですが、
あくまで早期発見でのことなので、
やっぱり健康診断って大切だよな~と
自営業の身としてはつくづく思います。