全日空の定員超過の原因は何?福岡空港のすり抜けは何故起きた?

ちょっと間違えれば、テロの見過ごしにもなり得る飛行機のすり抜け搭乗が、先月9月30日に起きていた事がわかったみたいですね。
今回の福岡空港でのすり抜けは離陸前に発覚し、ダイヤの遅れだけで済んだっぽいですが、ちょっと怖いですよね。
で、今回の件はてっきり故意にすり抜けたんだと最初聞いた時勘違いしたんですが、
もともと2人分の搭乗券は持っていたのに、ちょっとした間違いですり抜けのような結果になってしまったようです。
これ小さいお子さん連れて旅行行くときとか結構やってしまいがちな気もするんで、
今回の定員超過の原因が何だったのか?
もうちょい具体的にまとめました。
今回の福岡空港でのすり抜けと定員超過で発覚するまでの流れ
ニュースで報じられていた内容では、保安検査場と搭乗口と2回、同じ原因で誤ってすり抜けてしまっている。
間違い認証しちゃったのは父親とその息子と見られていて、スマホのバーコードで認証している。
- まず1人目が普通にスマホをかざして通過する。
- 続いて2人目もスマホで通過。
- その際に「再通過」や「重複」のレシートや表示が出るも、
- 検査員は単に前の人が誤って2度かざしたんだろうと判断してスルー。
で、これどうやら2人分の搭乗券があったにも関わらず、
ふたりとも同じバーコードを表示させてしまっていたのが原因のようです。
その結果
実際には2人通ってるのに、搭乗記録では1人しか入場してないことになってしまって、
もう1人分は自動的にキャンセル扱い
→キャンセル待ちの席も埋まる。
→結果1人乗客が多くなる。
そんな感じで、もともと満席だったので席が空いて無く、立っている状態の人がいるために発覚したということだけど、
もし満席じゃなかったら空いてる席に座り、発覚しなかったんだと思う。
なんで同じバーコードを表示させちゃった?
多分この時の原因は結構シンプルで、2人ともスマホで同じバーコードってことなので、
多分お父さんが息子さんの搭乗券も手配しておいて、
搭乗の際には、お父さんが息子のスマホ操作して表示させておいたんじゃないでしょうかね。
そしたら表示させてる搭乗券が実は同じやつだった。
バーコードなんて目視であんま区別できないですからね。
これ小さいお子さん連れて飛行機乗るときとかうっかりやっちゃいそうじゃないですか?
これ結構怖くないですか?
ちょっとした使う側の勘違い、というか操作ミスで起きちゃうんで、
悪用するのも簡単ってことですよね?
で、結局のところ、検査員のミスでもあるんだけど、
この認証システムもなにかと問題がありそうな気がする。
せっかく便利なものを導入してても最終的に人間の判断になってしまうんでは、
どうやったって同じミスがこの先起きる可能性は往々にしてあると思うのです。
これ悪用するとこんなキセル手口が生まれてしまうのでは?
この時の原因はシンプルで、バーコードを使いまわすってだけなんで、
複数端末で同時ログインすれば同じことが出来てしまう。
同時ログインが出来なくなっても
ただこの対策で複数ログインできなくなったり、複数端末で表示出来なく出来たとしても、
実際の所あまり意味は無いのかなと。
スクショを撮って送っておけば同じことできちゃいますからね。
ちなみにこの手口だと、紙の搭乗券からでも写真撮ってスマホに送れば、
同じこと出来ちゃいそうなのが怖いとこ。
バーコードが問題?
そうなるとバーコードってのが問題っぽいので、
バーコードの認証をやめて、完全に1個のスマホでしか認証取れなくなったとしたら、
※なんだろう、FeliCaみたいなやつとかかな?
とか思ったら、それはそれで今度はイタチごっこが始まる気もする。
例えばスマホを2個重ねて持ってタッチした際に、上のダミースマホだけを取って、
後ろの人が何食わぬ顔でそのスマホをタッチ、
もしくは予め1個スマホを持っていて、そのスマホと重ねて回収すれば同じようなことになるかと思う。
変な仕草なんで後ろの人も検査員も気づく気もするけど、
この場合、スマホでの不正は対策済みって頭があるんで案外気づきにくいのでは?
とというのも怖いとこ。
結局のところ
とかそんなことを妄想してて思ったんですが、
使う側としてうっかりこれやっちゃったら怖いよな~と思うんですが、
そう考えると結局紙の搭乗券のが安全なんじゃねぇの、とか思ってしまう。
というか、もう何年も飛行機なんて乗ってないんで、
紙の航空券しか使ったことないんですが^^;