タイソン・ゲイ選手の記録やメダル獲得歴は?陸上の次はボブスレー!

元陸上王者タイソン・ゲイ選手が今度はボブスレーに挑戦するとか!
元王者と言っても、過去にウサイン・ボルトに勝利していたり、
そもそもかなりの記録を出しつつボルトと王者交代となったりと、
歴代1位はボルトに明け渡しこそしましたが、圧倒的歴代2位は伊達じゃないんと思うのです。
そんなタイソン・ゲイ選手が陸上からうって変わって今度はボブスレーってんだからなんか楽しみですよ。
で、それがどうなるのか待ちつつも簡単にですが、
タイソン・ゲイ選手のメダル獲得歴などの記録をまとめてみました!
タイソン・ゲイ選手の簡単なプロフィール
タイソン・ゲイ(Tyson Gay)
アメリカの主に短距離選手で、1982年8月9日生まれと、
実は僕と年も近く、そんな方が元陸上王者とスゲ~っすよね。
見ての通り長身(180cm)ではあるんですが、
現王者のボルトは196cmと一見素人考えでは、そりゃ歩幅で負けるわ、
とか思っちゃうんですが、実は長身すぎるとスタート動作が遅れやすいというデメリットも有るようで、
180cmってのは短距離王者には平均的な身長のようです。
ってあんまここ調べていくとボルトの話になっちゃいそうなんでこの辺にして、
陸上競技に関する略歴を簡単に紹介。
陸上競技のきっかけ
幼少期は地元の野球クラブに所属で当時から足は速いんで盗塁が得意技。
その頃1コ上の姉(陸上クラブ所属)の影響で陸上を始める。
とのことで幼少期と書きましたがこれがタイソン・ゲイ選手が中学2年生の出来事。
姉弟でスポーツクラブ所属ってスポーツ家系なのもですが、
良い家柄っぽいですよね。
高校ではそのまま陸上部で地元大会では100mの優勝が3年連続と、
それだけ見ると生まれもっての才能でトントンって感じに思いそうですが、
実は全国大会では最高が5位だったとか。
やっぱ、当然ですが才能だけじゃなくて努力の結果なんですね。
公式の初メダルは2007年の世界陸上(100m、200mともに金)ですから、
凡人には続けるだけでスゲーわと思ってしまうトコなんで、なんか想像すらできんっす。
で、この高校時代は陸上の活動がない時期はアメフト部で活動してたようで、
この辺の陸上以外にも積極的に取り組むあたり、
冬季五輪ではボブスレーに挑戦するっていうのにも通ずるとこがあるのかもしれないですね。
タイソン・ゲイ選手の公式記録
自己ベストは
100m | 9’69(2009年) |
200m | 19’58(2009年) |
400m | 44’89(2010年) |
と、こう見ると選手のピークは既に過ぎてるように見えちゃいますが、
それでも直近の金メダルは2015年、最近のリオ五輪では惜しくもバトン受け渡し違反となってしまっていますが、
バリバリ現役ってんだから恐ろしいっすよね、この辺はボルトも共通で。
タイソン・ゲイ選手のメダル獲得歴
2007年 | 大阪 世界陸上 | 100m | 金 |
大阪 世界陸上 | 200m | 金 | |
大阪 世界陸上 | 100m×4リレー | 金 | |
2009年 | ベルリン 世界陸上 | 100m | 銀 |
2012年 | ロンドンオリンピック | 100m×4リレー | 銀※注 |
2015年 | ナッソー ワールドリレーズ | 100m×4リレー | 金 |
※注の部分は後にドーピングが発覚して遡ってメダル剥奪となってしまっています。
ボルトとの金争い
現王者のウサイン・ボルトが頭角(というか金)を表したのが2008年のオリンピックからで、
それから金メダル総取りなんですが、
- 2007年の世界選手権(大阪)では全てタイソン・ゲイ選手が金で勝ち越してるんですね。
- 2008年の北京オリンピックでは怪我もあってタイソン・ゲイ選手は決勝に進めていませんが、
- 2009年で王者入れ替えとなったんですね、
その時のタイソン・ゲイ選手の100mの記録は9秒71で、これは
- 世界歴代2位
- 米国新記録
- 自己記録
と三拍子揃っているもののボルトはさらにその上を行ったということです。
タイソン・ゲイ選手の人柄
で、コレだけの記録を叩き出しつつも以後ボルトに勝つことはないんですが、
敗北を素直に認めてボルトを称える姿に多くの賞賛の声が挙がっていますよね。
この辺は、ドーピング調査で銀メダル剥奪となってしまいましたが、
当時の調査には正直に協力したということにも現れてるのかなと思います。
出場停止が2年から1年に軽減されてることからも、素直に認めたと姿勢が感じられますもんね。
その結果2015年のワールドリレーでは金メダルを獲得してるんだから凄いっす!
そんなタイソン・ゲイ選手が一転変わって今度はボブスレーに転身ってんだから、
その活躍から目が離せないっす!