リオ五輪男子レスリングの注目選手!メダル候補は太田忍がイチオシ!

来たるリオ五輪での金メダル候補として、
当ブログイチオシの注目選手は何と言っても、
男子レスリング グレコローマン・スタイル59キロ級の太田忍選手なのです!
現在、リオ五輪出場の決まっている太田選手ですが、
既に金メダルに王手、と言っても過言でないのではないかと思ってます。
と言うのも、
2016年7月25日のスッキリ!を観た方なら耳にしたんじゃないかと思いますが、
「忍者レスラー」なる異名を持つ、グレコローマン・スタイル59キロ級では異色とも言える
そのレスリングスタイルに秘密がある!
そんなわけで、リオ五輪男子レスリンググレコローマン・スタイル59キロ級
太田忍選手に注目してみようと思います。
太田忍(おおた しのぶ)選手について
最近食事制限ってほどでもないけど
お酒抜いて食事気をつけたら体脂肪もガクンと落ちて身体仕上がり過ぎてるから
ちょっとだけ休憩。 pic.twitter.com/01REq3297y— Shinobu ota 太田 忍 (@59gpuri) 2016年7月12日
1993年12月28日生まれの現在22歳で、日本体育大学所属。
身長165cmと小柄(僕と同じくらいや)
青森県出身で山口県の山口・柳井学園高卒。
2016年6月25日のリオ五輪壮行会後には、200人を超える来場者とも1人1人握手をしている光景から「何とも清々しい青年」との声も多い。
太田選手の金王手と異色のスタイル
太田選手が忍者レスラーの異名を持つ所以
さて太田選手の出場するグレコローマン59kg級という階級ですが、
ガッチリと組み合って力比べをするような、ガッチガチな戦い方というのが一般的なのです。
それに対して、太田選手はと言うと
スピードを活かした軽快なレスリングスタイルが特徴的なのです。
それ故に、海外のレスリング選手からは
「忍者レスラー」と呼ばれていると言う訳だ。
そしてコレは取ってつけたような付け焼き刃の技術ではなく、
太田選手本来の戦闘スタイルだと来たものだから、相手としてはなんともやりづらいはずなのです。
そのスピーディな戦闘スタイルと言うのはこの動画を観て頂いたら納得だと思います。
コレは2014年長崎国体での1試合ですが、
決勝ではそのスピードを活かし軽快なローリングで相手の背後を取り圧勝している。
決勝で優勝ですよ。
そしてなんとこの大会では、全4試合を無失点で国体連覇を成し遂げているのです。
なお、この当時アジア選手権では2位という輝かしい実績も残しています。
ここから約2年、忍者スタイルはもとよりスタンダードな技術にも磨きがかかっている。
これはオリンピック出場の時点で金メダルに王手と言わずして何としようか?
というほどに期待しまくってるのです^^
相手選手の太田選手対策について
こういったスタンダードから外れたスタイルというのは、どんな競技でも有利なものですよね。
例えば、テニスやボクシングなんかでも、左利き選手と言うのは、
右利き選手との対戦慣れしてる一方、
右利き選手はと言うと、左利きとの対戦経験が少なく何ともやりづらいものです。
ただ、逆に事前に分かっていれば、それだけ研究されやすい
と言った点もあるんじゃないかと思います。
コレはもともと突飛さだけがウリの選手ではないので、
元々不安要素でもないんですが、
更にダメ押しで、リオ五輪に向けてスタンダードな技の強化に力を入れている。
↓コレは6/8リオ五輪前最後の実戦となる、ポーランド国際合宿参加時の新聞記事
出典:カトケンの独り言ブログ
もはや死角無しじゃないか!
リオ五輪出場までの道のり
ここでリオ五輪までの道のりを簡単に振り返ってみると、
2016年3月18日男子レスリングリオ五輪アジア予選で、決勝まで進出しオリンピック出場権を獲得。
この時、注目すべきは初戦でロンドン五輪の金メダリストを破る快挙を成し遂げていることだ。
ちなみにこの頃の世界的な評価と言うと、FILA(国際レスリング連盟)ランキング12位ですが、
2016年5月8日の発表では先の銀メダルを評価され6位まで上がっている。
2016年5月9日カタール・ドーハで行われたアジア選手権では、
惜しくも銀メダルとなっているが、3位決定戦でアジア大会3位の実績を持つチアン・シュエ(中国)選手にをテクニカルフォールで勝っている。
準決勝は惜しくも敗れるも、コレは逆にこれからのリオ五輪を考えるとプラスなのでは?と僕は考えてます。
と言うのも、この準決勝で戦ったエルムラト・タスムラドフ(ウズベキスタン)選手には、
昨年大会の決勝でも惜しくも負けているのです。
コレがなぜプラスかというと、
「3位の結果は残念でした。去年と同じウズベキスタンの選手に連敗してしまった。作戦は立てていたけど、試合ではうまくいかなかった。前半に強くてスタミナがない選手だったので、第2ピリオドに持ちこんで勝負しようと思っていたが、開始早々、迷って技を出したところにカウンターを狙われた。」
「僕も相手を研究していたけど、相手も僕のことを研究していました。
それが一枚上手でした。去年、アジア選手権で2位になってからこの1年、日本代表という自覚も出てきた。世界選手権に出て自分が権利を取って、オリンピックを決めなくちゃいけない。大事なところで結果を出せるようにしたい」
とコメントしている。
今回のリオ五輪の決勝でも、
エルムラト・タスムラドフVS太田忍
となる線が濃厚で、一番の見所じゃないかな~と思いますが、
五輪前に再度の負けによって一層エルムラト対策に力を入れているはずなのです。
このリオ五輪に合わせたかのようなランク上昇や、
直前での敗北と、
リオ五輪でトップに立つ道のりにしか感じられないのです。
太田選手の出場する試合放送日程
さてこの今から待ち遠しい、太田選手の出場する、リオ五輪男子レスリング・グレコローマン59kg級の試合日程ですが、
- 予選が8月14日(日)の日本時間で午後10時~15日午前1時
- 決勝が8月15日(月)の日本時間 午前4時~午前7時
NHK BS1にて生中継となっています。
ちなみに太田選手イケメンだし彼女いるんだろうな、と思って調べたらこうなった・・・。