マイケルフェルプス選手(水泳)が病気?アザや食事量との関係は?

リオ五輪競泳男子200m個人メドレーにて金メダルを獲得したマイケル・フェルプス選手ですが、実は病気であるとの情報を耳にしました。
肩のアザや、その怪物級の食生活に注目も集まっているが、病気との関係があるのだろうか?
オリンピックメダル獲得数が史上1位と史上最強のスイマーと呼び声の高い、
マイケル・フェルプス選手が病気
というのはにわかに信じがたいのですが、
その病気と肩のアザや食生活に関係があるのか調べてみました。
マイケル・フェルプスが史上最強と言われる所以
そこまで水泳に詳しくない僕としては、水泳=イアン・ソープだったんだけど、
それをゆうに凌ぐ記録を保持していて、史上最強と言われている。
その怪物級の実績が以下の通り
- 100m,200mバタフライと400m個人メドレーの世界記録保持者
- オリンピックメダル獲得数が史上1位
- リオ五輪の臨む時点でメダル獲得数22個で歴代1位
- 北京五輪では8枚のメダル獲得ですべて金
- 世界選手権では通算33枚のメダル獲得で、うち金が26枚
- 得意とするバタフライでは15歳から世界記録を更新し続けている
これだけ驚異的な記録を保持する選手が実は以前から病気だというのがどうも信じがたい。
で、病気?と聞いて思い浮かべるのが次の点
マイケル・フェルプス選手の肩のアザは病気と関係ある?
試合を見ているとどうしてもあの肩のアザが気になってしまう。
アザと言うには不自然な感じなので、何かの奇病なのかと思ってしまったけども、
実はアザに関しては病気でも何でも無くて、
カップリングという治療法のようです。
Thanks @arschmitty for my cupping today!!! #mpswim #mp 📷 @chasekalisz
Michael Phelpsさん(@m_phelps00)が投稿した写真 -
ツボを刺激することで筋肉の緊張を和らげたり、痛みを軽減するようで、
中国医療では伝統的な治療法のようです。
今回のリオ五輪の選手を始め、
有名歌手やモデルなんかもこのカップリングを愛用しているそうです。
そんなわけで、肩のアザと病気は何も関係ありませんでした^^;
マイケル・フェルプス選手の異常なほどの食生活
マイケル・フェルプス選手の異常な食生活と言うのは、その食べる量が怪物級。
ある1日の食事が次のように驚異的なのです。
朝食
タマゴ3個を使ったチーズ入りサンドイッチ、サラダ、トマト、フライドオニオン、コーヒー2杯、タマゴ5個を使ったオムレツ、粥1椀、フレンチトースト3枚、チョコクッキー3枚
昼食
パスタ約450グラム、大きなハムの塊2つ、マヨネーズたっぷりのチーズ入りサンドイッチ、栄養補給補助ドリンク
夜食
パスタ約450グラム、ピザ1枚、さらに多くの栄養補給補助ドリンク
これらをすべて合計すると1万2000キロカロリーにもなり、
力士の摂取カロリー(多くても9000キロカロリーくらいらしい)をも上回っているらしい。
これはもはや過食症なのでは?
とも思ったけども、専門家によれば、
過酷なトレーニングの結果ついた新陳代謝で、
これだけのカロリーを使い切れる身体こそが、驚異的な結果を残し続けている秘訣だと言っています。
というわけで、正常どころか強さの秘訣のようです。
マイケル・フェルプス選手の病気とは
では、マイケル・フェルプスの病気とは何なのかというと、
ADHD(注意欠陥多動性障害)であるそうです。
幼稚園時代からじっとしていられない・集中できない子共だったそうですが
学校の教師は母親に
「息子は何かに集中できるようになることは無いでしょう」
とまで言ったそうで、9歳の頃医師にADHDと診断されたとのことです。
実際にリタリンという抗ADHD薬を服用するほどで、
その効果もあって落ち着きの無さは軽減していったそうです。
では今でもリタリンの服用によって他動を抑えているのかというと、
11歳の頃自ら服用をやめることを訴えたそうです。
その理由というのが、
「水泳をしているときは明らかに集中力が違うし最高にくつろげる」
と、まさに水泳のために生まれてきたとも取れることを話していたそうです。
リタリンは実は怖い薬?
リタリンはADHDの緩和薬として国が認可している正式な薬剤ではありますが、
乱用すると覚せい剤と同様の作用があるそうで、現在ではめったに処方されないようです。
もしかすると、早期にこのリタリンの服用をやめたことも、
マイケル・フェルプス選手が圧倒的なパフォーマンスを発揮できている要因なのかもしれません。
水泳がADHDの緩和に寄与している
マイケル・フェルプス選手が
「水中では集中力が明らかに違う」と述べているように、
水泳のような有酸素運動、特に負荷をかけた状態の有酸素運動が、
ADHDの症状緩和に効果的だということがわかってきているそうです。
なんでも、こういったエクササイズによって
前頭葉の血流が増えて脳神経細胞が活発になることで
集中力が増すということのようです。
まとめ
- マイケル・フェルプス選手のアザはカップリングという治療で出来たもの
- マイケル・フェルプス選手の怪物級の食生活はむしろ強さの秘訣
- マイケル・フェルプス選手はADHDだが、それゆえに水泳で1番のパフォーマンスを発揮している
驚異的な強さのマイケル・フェルプス選手がADHDだということは、
試合を見ている限り全く想像もできませんが、
水泳に出会ってその症状が緩和したということや、
それ故に水中が1番の集中力を発揮できるというエピソードを聞くと、
つくづく泳ぐために生まれてきたのでは、
なんて思ってしまう。
明日は水泳男子100mバタフライの決勝が行われますが、
ここではどれだけの記録を叩き出すんでしょうか。