ツマアカスズメバチの毒の強さはどのくらい?人への被害や対処法は?

元々は日本にはいないはずの外来種「ツマアカスズメバチ」が九州地方で、
多数見かけられ注意が促されています。
このハチ、調べてみると2012年頃より日本でも目撃されるようになっていて、
その頃は対馬のあたりで確認されていたようです。
スズメバチというだけでかなり怖いんですが、
それを更に上回る脅威のようなので、
ツマアカスズメバチの毒の強さなど人への害や対処法を調べてみました。
ツマアカスズメバチってどんなハチ?
見た目は普通のスズメバチよりも黒っぽいのが特徴で、
何にせよスズメバチなんでひと目見てヤバそうと言うのは感じると思います。
で、このハチが脅威とされている理由は主に3つで
- 繁殖力がメッチャ強い
- 生態系の破壊・養蜂業への影響
- 人への被害
の3つなんですが、
実は人への毒性がやたら強くて警戒されてるわけではないんです。
実際に刺されての死亡例もあるんですが。
トータルで見て最終的に人にとって脅威ということのようです。
ツマアカスズメバチの脅威
実は、ツマアカスズメバチの毒性だけ見たらオオスズメバチの方に軍配が上がるようです。
では、なぜそれほどまでに脅威なのかというと、
1匹だけ見ればオオスズメバチのほうがヤバイけど、
繁殖力が強すぎて、
数の有利がめっちゃ効くということのようです。
そして捕食対象が他の種の蜂、
主にミツバチなので。養蜂業への打撃が懸念されています。
で、更に攻撃性がオオスズメバチの数倍なもんで、
毒性は低くても執拗に攻撃されるので、
実際に海外では刺されての死亡例も出ています。
更に市街地にも巣を作る習性があるため、
繁殖を許すと一気に人間の生活圏にまで生息域を広げてしまうため、
大きな脅威とされています。
ツマアカスズメバチの対策は?
個別の蜂対策は他の種と同じで、
- 下手に近づかない・危害をくわえない
とか
- 黒い服はキケン
と、ちょっとどうにもならない感じですが、
一番のキケンが繁殖させてしまうことなので、
もし見かけたら、役所に連絡して下さい。
種の単位で駆除していかなくてはいけないので、
専門業者にお願いして根絶していかなきゃいけないので、
個人としてはあまり出来ることがないという、
悲しい状況なのです。
くれぐれも個人で戦ってはいけないです。
コメント
このツメアカスズメバチではない私が高校生の冬休みのときスズメバチの巣があり私の父が駆除をしてくれました。見たことがなく私にも驚きです。