特殊部隊マート(MAAT)とはどんな組織?SITとの違いは?

溝畑容疑者が確保されホッとしたところですが、
その確保には特殊部隊マートが突入とニュースで報道されていました。
マート?なんて特殊部隊あったっけ?
SITは聞いたことあるけどマートとはなんだ?
ということで、
特殊部隊マートとはどんな組織でSITとどう違うのか調べてみました。
特殊部隊マート(MAAT)について
人質立てこもり事件での突入に特化した大阪府警の特殊部隊。
もう少し正確に記載すると、
マート(MAAT)はMartial Arts Attack teamの略称で、大阪府警察刑事部の捜査第一課特殊犯捜査係のこと。
基本的には犯人の逮捕や人質の救出を主な目的としているので、
基本的に銃撃戦ということにはならないそうです。
そして捜査係と名に付く通り刑事部の捜査員で構成されており、
コレは意外だったんですがアメリカのSWATも同じく特殊班捜査係という位置づけの為、
方針としてはMAATと同じ部隊ということになるそうです。
SITとは何が違うんだ?
と言うのは実は基本的には同じ部隊とのことです。
え?
と一瞬思っちゃいますが、
正確に言うと同じ目的のために編成された特殊部隊で、違うのはどこに所属するか?というだけのようです、
MAATは大阪府警の部隊であるのに対し、
SITは警視庁の部隊で構成されていて、
基本的には同じものという解釈で良いそうです。
で、こうなってくるともう一個ややこしい疑問が浮かんでくる。
SATとの違いは何?
一回おさらいすると、MAATは立てこもり事件などの突入に特化にした部隊で、
犯人確保と人質の救出が主な任務。
コレに対してSATはテロリストに対処する警備部の特殊部隊。
身柄の確保ではなく鎮圧を主な任務とするところがMAATやSITとの大きな違い。
極力狙撃すらしないMAATと違い、
突入と同時に犯人の頭部を射撃する訓練等を行っている専門部隊。
ということでした。
まとめ
- 特殊部隊マート(MAAT)は立てこもり事件の突入に特化した特殊部隊
- MAATとSITはほぼ同じもの
- MAATは大阪府警、SITは警視庁
- SATは対テロなどの特殊部隊
一見MAATもSITもSATも、素人目には同じような重装備なので、
違いが分かりにくいですが、
任務の目的で全く違う部隊でした。
なので、MAATやSITが出動した事件は結構ありましたが、
SATに関してはそう多くありませんでした。
素人目には全部SAT的な特殊部隊と思ってましたが、
SATがしょっちゅう出動してるようだと、こんなのんきに生活出来てない治安ってことなんですね^^;
もっと細かいことを知りたい場合には、ウィキペディアを調べてみると良いですよ。
僕には細かすぎて何がなんだかサッパリだったので、かいつまんでこうして書いておきました。
ま~なんにせよMAATもSITもSATも、
何それ?聞いたこと無いけど。
ってな治安になってほしいもんですね。